これが図書館?スターフィールド水原「ピョルマダン図書館」アクセスと楽しみ方を解説

スウォン

※この記事は2025年8月時点の情報です。
皆さん、こんにちは!旅の記録をお届けする「Somewhere Notes」です。

今回お届けするのは、ソウル中心部から少し離れた、京畿道・水原(スウォン)にある最新の大型ショッピングモール、「スターフィールド水原(스타필드 수원)」内に誕生した「ピョルマダン図書館(별마당 도서관)」です。ピョルは星、マダンは庭という意味で星の庭という意味になります。ここの図書館は壮大な本の配置、4階から7階まで続く吹き抜け、惑星をモチーフにしたカラフルな装飾など、まるでアート作品を見ているようです。ソウルにもピョルマダン図書館があるのですが、本日は水原のほうをご紹介しますね。

スターフィールド水原のピョルマダン図書館の壮大な全景。何階層にもわたる巨大な本棚の間に、地球儀をモチーフとしたカラフルなアート作品が吊るされ、人々が本棚のテラス席や中央のテーブルでくつろいでいる様子。韓国旅行の休憩や撮影に最適な、アートのような空間。

ソウル以外の都市に行くのはハードルが高いと感じてしまうかもしれませんが、実は意外と簡単に行けるんです。今回は、地下鉄1号線の永登浦(ヨンドゥンポ)からのアクセス情報をお伝えします!


地下鉄1号線:永登浦駅からの「乗換なし」アクセス

「水原ってなんだか遠そう…」と諦めていた方、実は永登浦から電車一本でスターフィールド水原まで行けるんです。永登浦駅(1号線/天安方面)に乗車し、華西(ファソ/화서)駅で下車します。乗車時間は45分ほどです。ちなみに地下鉄1号線はソウル駅、鐘路3街駅など主要な駅が多いです。

スターフィールドスウォンの最寄り駅であるファソ駅に赤丸がついた、ソウル地下鉄1号線の路線図。ヨンドゥンポ駅またはソウル駅から天安方面へ向かい、ファソ駅まで乗り換えなしでアクセスできることを示す、韓国の広域鉄道の地図。

💡 Note: 地下鉄1号線は途中で分岐するので、必ず「天安(チョナン)方面」行きの列車に乗ってくださいね!乗り換えがないので、座れたらゆったりと移動できるのもありがたいです。

韓国語で聞く場合はこちらを参考にしてください。そのまま見せるだけでも大丈夫です。
화서역에 가고 싶은데요, 천안 쪽 열차는 어디서 타야 해요?
ファソヨゲ カゴシップンデヨ、チョナンチョッ ヨルチャヌン オディソタヤヘヨ?
意味:華西(ファソ)駅に行きたいのですが、天安(チョナン)方面の電車はどこで乗ればいいですか?

駅からの経路を徹底解説!

華西(ファソ/화서)駅に着いたら1番出口を降りてすぐの階段を降ります。

ファソ駅1番出口降りてすぐスターフィールド水原へ向かう地下道の入り口。

階段降りて突き当たりを右に曲がります。

ファソ駅から地下道への階段を降りた場所。スターフィールド水原へ向かう方向を示す案内板。黄色い壁には城壁のイラストがある。

道路下の通路を過ぎ階段を上がると小さな横断歩道を渡り左へ進みます。

地下鉄ファソ駅の出口から地上に出る階段を上がり、通路を抜けた先に横断歩道と車道が見え、奥にはアパートなどの建物が並んでいる。

2~3分ほど歩くと左手にスターフィールドが現れます!

ガラス面のモダンな外観のスターフィールドスウォンのショッピングモール。建物手前にはバスが停車しており、背景には高層アパート群がそびえている。

本が読めなくても楽しい!ピョルマダン図書館の楽しみ方

スターフィールド水原のピョルマダン図書館は、2024年オープンだけあり、モダンで洗練されたデザインが特徴です。

巨大空間は「アート」として鑑賞

こちらの天井まで続くかのような本棚が圧巻です。天井からの光と相まって、空間そのものが芸術作品のよう。

並んでいる本のほとんどが韓国語で、正直、読んで楽しむのは難しいかもしれませんが、ここは「壮大なアートギャラリー」として、その迫力と美しさをカメラに収め、空間に浸るのがおすすめです。

スターフィールドスウォンのピョルマダン図書館の壮大な空間。何層にも連なる巨大な本棚が壁を覆い、中央にはハングルでピョルマダン図書館の文字が記されている。白い階段状の休憩スペースや、張り出したテラス席で人々が静かに本を読んだりくつろいだりしている様子。

最高の休憩スポットとしての価値

長旅に疲れたら、ぜひここで休憩を。

  • 豊富な座席: 席がたくさんあり、平日行きましたが席はけっこう空いてました。ショッピングモールの中に座れる場所が多いのもありがたいですよね。
  • カフェ隣接: 図書館のすぐ横にはスターバックスがあり、コーヒーをテイクアウトして、この絶景を眺めながらゆったり過ごすことができます。
スターフィールドスウォンのピョルマダン図書館にある席からの視点。中央には地球儀を模したカラフルなアート作品が吊るされ、その奥には何層にも重なる巨大な本棚が見える。手前の席には黄緑色のベンチ型クッションの椅子が配置され、人々が休憩している開放的な空間。

ショッピング&アクティビティ:図書館のついでに楽しむ水原

この場所の魅力は図書館だけではありません。スターフィールド水原本体が、最新のトレンドを凝縮したショッピングモールです。

旅行者が嬉しいブランドの充実度

韓国ファッションだけでなく、ノースフェイスなどの人気アウトドア・スポーツブランドの大型店舗が充実しているため、韓国でトレンドのアウトドアグッズや洋服を探すには最適です。図書館で休憩した流れで、そのままショッピングを楽しめるのは嬉しいポイントでした。地下2階にダイソーがあるのもいいですね。

スターフィールドスウォンのフロアガイドの全体図。B2から8階までのフロア構成と各フロアの主要な店舗が韓国語と英語で表記されている。各フロアの営業時間などが記載された案内板。

ベビーラウンジは3階と7階にあります。

次回こそ挑戦したい!フライング水原

今回私は時間がなくて行けなかったのですが、次時間があれば行ってみたいのが「フライング水原(플라잉수원)」です。

これは、世界遺産の水原華城(スウォンファソン)の近くにある巨大なヘリウム気球に乗るアクティビティ。地上150mまで上昇し、美しい城郭を空から一望できるそうです。スターフィールド水原とセットで、ソウルからの日帰り水原観光プランとして計画してみてはいかがでしょうか?


本日のNote

スターフィールド水原のピョルマダン図書館は、思ったより楽にアクセスできましたし、買い物も楽しめて、図書館でのんびりもできます。

特に永登浦エリアからなら、乗り換えの手間がないのが最高です。ソウルの喧騒を離れ、新しいトレンドと壮大な空間を楽しみたい方は、ぜひ次の旅の目的地に加えてみてくださいね!

ピョルマダン図書館のアート。スターフィールドスウォンのピョルマダン図書館の巨大な吹き抜け空間。天井から様々なデザインの地球儀をモチーフにしたアート作品が吊るされており、奥には何層にも重なった木製の本棚が見える。

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