安東グルメの代名詞!チムタク通り「新世界チムタク」実食レポ&子連れ注文ガイド

アンドン

※この記事は2025年8月時点の情報です。
皆さん、こんにちは!旅の記録をお届けする「Somewhere Notes」です。

安東観光で絶対に外せないのが、地元グルメの代名詞 「安東チムタク」 です。醤油ベースのソースにボリューム満点の鶏肉、そしてモチモチの韓国春雨(タンミョン)が絡むこの料理は、一度食べたら忘れられません。

韓国料理アンドンチムタクのクローズアップ画像。醤油タレが絡んだ韓国のタンミョンという春雨、大きなジャガイモの断面が目立っている。

安東市街地には専門店が軒を連ねる 「チムタク通り(찜닭골목)」 があり、今回訪れたのは 「新世界チムタク(신세계찜닭)」。実は、私たちが宿泊したAirbnbのホストさんも強くおすすめしてくれたお店で、地元の人にも観光客にも人気のお店です。

新世界チムタクの店舗外観。レンガ造りの外壁と、昼目立つ白い大きな店名の文字。

この通りは旧市街エリアに位置しており、昔ながらの街並みや小さな店が軒を連ねる、まるで市場の一角のような雰囲気です。地元の生活感を感じながらチムタクを味わえるのが魅力。派手さはないものの、落ち着いた雰囲気を存分に楽しめます。

韓国アンドンのチムタク通りの内部。天井から、料理のアンドンチムタクと伝統的な仮面のモチーフが吊り下げられている。

チムタク通りの雰囲気とお店選び

通りに入ると、多くのチムタク専門店が並び、どのお店に入ろうか悩んでしまいます。事前にどこのお店に行くか決めておくことをオススメします。一店舗だけと決めて行くとお店に人が多く並んでいたときに後の予定が遅れてしまうので候補は複数個所決めておいたほうがいいかもしれません。ちなみに新世界チムタクはテレビでも紹介されたことがある人気店のようです。

新世界チムタクの店内に掲示された、韓国のテレビ番組で紹介されたことを示すパネル。

新世界チムタクの価格と辛さ調整の注文方法

メニューと価格(訪問時参考)

チムタクは一皿のボリュームが非常に大きいため、人数に合わせてサイズを選ぶのがポイントです。

  • 安東チムタク 中(2〜3人前):32,000ウォン
  • 安東チムタク 大(4〜5人前):48,000ウォン
    チョリムダク(醤油煮込み)もチムタクと同価格
  • ごはん:1,000ウォン
  • ソジュ(焼酎)/ メクチュ(ビール):4,000ウォン
  • アンドンソジュ(度数21%):10,000ウォン
  • アンドンソジュ(度数40%):15,000ウォン
  • アンドンソジュ(度数45%)600ml:45,000ウォン
  • マッコリ:4,000ウォン
  • ジュース:2,000ウォン
    —-以下フライドチキン—-
  • マヌルダク(ニンニク鶏):24,000ウォン
  • ヤンニョムチキン:23,000ウォン
  • 辛いヤンニョムチキン:24,000ウォン
  • フライドチキン:22,000ウォン
新世界チムタクの店舗外壁に掲示された、アンドンチムタクなどの料理名と価格が書かれた黒いメニューボード。

※その他のメニューやドリンクは、現地のメニュー表をご確認ください。

辛さ調整の注文Tips

チムタクは通常、唐辛子が入っていて 辛いです。辛いものが苦手な方や子どもと一緒の場合は、注文時に辛さを調整しましょう。

注文時フレーズ例:

完全に辛さをゼロにしたい場合(子ども向け):
「アエ・アン・メッケ・ヘジュセヨ (아예 안 맵게 해주세요)」
→ 完全に辛くしないでください

辛さを抑えてマイルドにしたい場合(大人向け):
「アン・メッケ・ヘジュセヨ (안 맵게 해주세요)」
→ 辛さを抑えてください

私たちは「アエ・アン・メッケ・ヘジュセヨ」を使い、辛さをゼロに。醤油と砂糖の甘さが際立つマイルドな味付けになり、子どもも大人も安心して楽しめました。ご自身の好みに合わせてこの画面を店員んに見せてください!

子どものお皿やスプーン・フォークもあります。セルフなので自分で取りに行きます。

新世界チムタクで提供される子供用のスプーンとフォーク。

新世界チムタクを徹底レポート(実食とサービス)

分量の目安と実食レポート

チムタクの分量は本当にたっぷり。私たちのグループ(大人2人、子ども2人)で中サイズとごはん2つを注文しましたが、全員お腹いっぱいになりながらも完食できました。春雨や具材がソースと絡み、甘みが際立つ絶品の味わいです。

アンドンチムタクを真上から撮影した俯瞰画像。白い皿に盛られた鶏肉、ジャガイモ、キャベツが均等に配置され、料理の全体像が確認できる。

ボリューム満点!残ったら持ち帰り可能

もし食べきれなくても大丈夫。店員さんにお願いすると、残った分を持ち帰り用の容器に入れてもらえます。韓国語で持ち帰りをお願いしたい場合は以下のフレーズを使いましょう:

「ポジャン・ジュセヨ (포장 주세요)」
→ 持ち帰り用にしてください

量が多いので、無理せず持ち帰るのも賢い選択です。

新世界チムタクの店内の壁に飾られた、二つの安東の伝統的なハフェタルという仮面。

本日のNote

新世界チムタクは、老舗ならではの安定した味と、観光客への柔軟な対応が魅力的。安東を訪れるなら、ぜひ立ち寄るべき名店です。

  • 味: 通常は辛いが、辛さ調整可能で誰もが楽しめる
  • サービス: 持ち帰り対応や辛さ調整など、便利で親切
  • 分量: 中サイズで大人2人+子ども2人が十分満腹になるボリューム

平日でも常に賑わっていました。ランチや夕食のピーク時は、時間に余裕を持って訪問するのがおすすめです。

新世界チムタクは、ボリューム満点ながら辛さ調整や持ち帰り対応が充実しているため、誰でも安心して楽しめる地元グルメでした。Airbnbのホストさんおすすめの理由も納得です。
お店によっては辛さを調整できない可能性もありますのでお気を付けください!

新世界チムタク
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