韓国・安東の世界遺産『河回村』ってどんなところ?まるで別世界!歩き方と見どころをご紹介

アンドン

※本記事の情報は2025年8月時点のものであり、最新の情報は公式サイト等でご確認ください。

皆さん、こんにちは!旅の記録をお届けする「Somewhere Notes」です。

今回は、まるで日本の白川郷のような風情を感じられる、韓国の隠れた観光スポット、ユネスコ世界文化遺産『河回村(ハフェマウル)』を歩いてきました!

韓国の伝統的な韓屋が残る河回村の村内。藁葺き屋根と土壁の建物が写る風景

村の名前「河回(ハフェ)」は、村の周りを洛東江(ナクトンガン)がS字を描くように流れていることから名付けられたそうです。瓦屋根や茅葺の韓屋(ハノク)が立ち並ぶ景観は、歴史と自然を同時に楽しめる特別な場所です。

韓国の世界遺産、河回村の全体案内図。村をS字に囲む川と、村内の建物や散策コースが示された看板

河回村の見どころと巡り方

今も人が暮らす伝統家屋の韓屋(ハノク)

村の中を歩いていると、趣のある伝統家屋がたくさん並んでいます。驚くことに、これらの家屋には今も人々が暮らしているんです。生活の様子を垣間見ることができ、生きている歴史を感じられるのがこの村の最大の魅力です。瓦屋根や茅葺屋根の家々は、どこを切り取っても絵になる景色で、ゆったりと散策しながら写真を撮りました!

韓国の伝統的な家屋が建ち並ぶ、河回村の狭い散策路。右側は土壁、左側は石垣で、奥には別の建物が見える。

伝統芸能「仮面舞」

この村に伝わる伝統芸能「河回別神グッ仮面舞(タルノリ)」は、下記の通り常設公演されているようです。例外もあると思いますので観光案内所などで行く前に確認されることをオススメします!

残念ながら私は情報収集不足で見れませんでした。次に訪れるときは、ぜひ見てみたいです。
※安東市ホームページから抜粋(元のリンクはこちら)←韓国語です。

月別公演曜日公演時間公演場所観覧料
1月〜2月毎週 土、日午後2時〜3時河回別神グッ仮面舞伝授館無料
3月〜12月毎週 火、水、木、金、土、日午後2時〜3時河回別神グッ仮面舞伝授館無料
韓国の河回村の入口付近にある、木製の道しるべ「チャンスン」。リボンのような飾りを付けた2本の柱が写っている。

村を一望できる絶景スポット

村の向かい岸には、村全体を見渡せる絶景スポット「芙蓉台(プヨンデ)」があるそうです。ネットではオススメと書いていますが、今回は時間もあまりなかったので次回行ってみたいと思います。

川の向こうにそびえる、岩山の絶景スポット「芙蓉台(プヨンデ)」。手前の川岸には砂地が広がり、緑豊かな木々が見える。

河回村での特別な体験

韓屋ステイ

村の中には、実際に泊まることができる韓屋(ハノク)もありました。歴史ある家屋に泊まれば、特別な思い出になること間違いなしですね。次回はぜひ泊まってみたいです!

韓国の河回村にある、瓦屋根と藁葺き屋根の伝統的な民泊(韓屋)。石垣と木製の門も見える。

パワースポット!願いの木

村の中には樹齢600年を超える大きな木があり、たくさんの紙が結びつけられていました。この木に願い事を書いた紙を結びつけると願いが叶うと言われています!

韓国の河回村にある、願い事が書かれた紙がたくさん結びつけられた、樹齢600年の願いの木。

カフェで一休み

のんびり歩いていると、おしゃれなカフェが2軒ほどありました。散策に疲れたら、伝統的な家屋を眺めながらコーヒーを飲むのもおすすめです。村の売店では、コンビニで売っているのようなアイスも売っていて、歩きながら食べました。

韓国の河回村にあるおしゃれなカフェ。伝統的な韓屋と藁葺き屋根の建物があり、庭にはテーブルとパラソルが置かれている。

アクセスと所要時間

韓国の安東駅と河回村を結ぶ路線バス。赤い車体で、レトロなデザインが特徴。
  • アクセス: 安東駅からバスやタクシーでアクセスできます。私は安東駅前から210番のバスに乗って行きました。本数はあまりないです。ハフェマウルイプグという停留所で降り、チケットを購入後、無料のシャトルバスでハフェマウルまで行きます。
  • 所要時間: 半日から一日あれば十分楽しめます。村をじっくり見てまわるなら3~4時間だと少し短いかもしれません。
  • 入場料: 大人(19歳以上)5,000ウォン、中高生2,500ウォン、小学生1,500ウォン、未就学生は無料です。最新の情報は、訪問前に必ず公式サイトでご確認ください。

子連れ・年配の方も安心!

村の道は舗装されていて歩きやすく、すべての道ではありませんが、ベビーカーや車椅子でも移動しやすいように配慮されています。年配の方で、ゴルフカートのようなものを借りていらっしゃる方も見かけました。家族での移動にオススメです。


今日のNote

河回村は、歴史と自然が同時に楽しめる特別な場所でした。世界遺産巡りに興味がある方や、あまり知られていないマイナーな場所がお好きな方にはぜひおすすめです。

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